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© 2019 by Yasuko Tamaiko

ha-haとしてできること・少女の一人旅

November 29, 2017

 

ha-haの役割ってなんだろうな、と思うことがあります。

 

赤ちゃんのときは、ただひたすら、お乳やミルクを飲ませ、排泄させ、体をきれいにし、眠る手助けをする。病気や怪我に気をつけて、安全と健康を守る。

 

いやー、単純なようでいうまでもなくこれがめちゃくちゃ大変なのですけど、

睡眠不足やらホルモンバランスの崩壊やら夫婦の分担喧嘩とか仕事してればその両立とかでボロボロになり、

自分の精神状態をキープするのも至難の技なのだけど、

それでもそれでも、日々子どもためにha-haとしてやれることは無尽にあるのです。

一番根源的な目標があるからこそ、そこには迷いがなかった気がします。

 

でも子どもたちが大きくなってくると、安全と健康はもちろんだとしても、

ひとまず0歳児を抱えているような緊迫感は減ることが多くて、

他にやることがたくさん増えてくるような、気がしてしまうのです。

 

ごはんの食べ方を注意したり、約束を守ることを教えたり、お友達と上手に遊ぶ方法を一緒に模索したり、

好きなことを伸ばしてあげたいと習い事をさせたり、お手伝いをさせたり、

風呂に一人で入れるようにしたり、一人で眠れるようにしたり、あとなんでしょう。

小学校に上がれば、勉強やスポーツで落ちこぼれないようにサポートしたり?

そもそも学校選びに真剣になったり、とか?

 

でもしたとき、ふと思うのです。

一生懸命になればなるほど、その子が本当に求めてるものからかけ離れてしまってるのかもと。

 

「元気で、朝目が覚めた時に、笑ってくれたら、それだけで幸せ」

 

だったのが

いつの間にかいろんな物差しの中に入ってるこの子がどう見えるのか、

にこだわってしまっていることに気がつくと気が、あります、私は。

 

ずれてしまうのです。思いが。

 

でもそうしたずれは、大抵、子ども自身の不調や、トラブルみたいな形になって目の前に現れて。

 

途端に、ぎょっとして、わー!としてバタバタしてしまう。

迷って悩んで、必死で、解決策を探そうとしてしまう。自分で。

でもできなくて、ha-haと無力を嘆く。

 

まだまだビギナーのha-haなのに、すでに何度も、何回もの、そういうピンチがあって、

たくさん失敗して、最近ようやく思うことがあります。

 

子どもがしたいこと、に耳を傾けて、

「それはちょっと無理でしょ」「そんなこと今できない」と思うことでも、

とにかく流れに乗って子どものいう通りにしてみる……。

そうすると、それだけで子どもの笑顔はすぐに戻って、

不思議と家族やha-haである私自身も、いつの間にか整って笑顔になれることが訪れる。

 

本当に不思議なことに、

ha-haは子どもに支えられるのだな、と思うのです。

 

そして解決策を出せるのは、ha-haだけじゃない。

いろんな人が差し伸べてくれる手を、ありがたく受け取れるようになるのも

ha-haが子どものためにできること、の一つなのだなあ、と思うのです。

 

 

長くなりましたが、いろいろなことがあって、

娘が一人旅にでます。

行き先は、瀬戸内にあるおばあちゃんの家。

無期限の、6歳の少女の、自由な旅の始まりです。

 

 

 

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