ha-haのお出かけ


昨晩は、子どもたちを夫に任せて

友人と音楽会へ行った。

友人もまだ小さな二人の子どもたちがいる。

ふたりとも自由業なので、

ときおりランチをしたりお茶をしたりはするけれど

夜に「仕事以外で」出かけるのはなかなか勇気がいる。

罪悪感のかけらがのぞいたり見なかったようにしたり。

でも照明が美しい舞台の幕が開けるのを待ちながら、

「こういう大人の空間に居られるっていいねぇ」と囁きあった。

ピアノにあわせた即興的な音楽を聴きながら、

過去に出会ったいろいろな人のことを思い出した。

家に帰ると、みんなもう眠っていて、

朝になると、わたしはいつものように、

パンを焼いたりコーヒーを淹れたり

おもちをを焼いたりおみそ汁を温めたりする。

息子が「昨日はどうだった?」と聞いてくれる。

私もふたりに「昨日はどうだった?」と聞く。

お父さんと楽しく過ごしたらしい。漫画を買ってもらったらしい。

「お母さんはさ、仕事もやって家のこともやって、なるべく家にいてくれるし、がんばってるよね」

息子がふと言ってくれた言葉に、泣きそうになる。

「お父さんもそうだよ」というと、息子は「そうそう。そうだね」という。

自分が自分で居られるように、これからも遊んだり仕事をしたり家族と居たり、しよう。


19回の閲覧
  • Facebook Social Icon
  • Twitter Social Icon
  • Instagram Social Icon

© since2019 by Yasuko Tamaiko