初の書籍を上梓しました


気がついたら刊行からすでに1ヶ月以上経過してしまったのですが…!

2019年6月14日に初の著書

『世界はまた彩りを取りもどす:難病ALS患者佐々木公一が拓いた「普通に生きる」』

(ひとなる書房)

世の中は今、ALS患者として初の参議院議員当選を果たされた船木靖彦さんの話題で持ちきりですが、

私がこの本で密着取材をした主人公佐々木公一さんも24年間ALSという難病と闘ってきたひとです。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は

身体中の筋肉が突如として動かなくなり、だんだんと歩行や自分の姿勢を保つことや、食べること、呼吸をすること、話をする自由まで奪われてしまう神経系の病気です。

原因不明で治療法も見つかっていません。

この残酷すぎる病いに佐々木さんが襲われたのが、仕事に燃え、まだお子さんが幼く未来の希望に満ち溢れていた40代のことでした。

そこから24年。何度も絶望しながらも、自分の「普通に生きる」道を作り続けてきた佐々木さん。

彼を支えるご家族や仲間たちの日常は、私たちすべてが自分の「生きる」を見つめ直すきっかけをくれます。

子育てや家族のことを中心に執筆している私が、難病患者のルポを執筆したことを

驚かれる方もいらっしゃるのですが、

私にとって佐々木さんの人生を綴ることは、

人が生まれた瞬間から死ぬまで、どんなふうに自分を大切にし、人と繋がり、

家族と一緒に、苦しさや弱さを抱えながら歩き続ける過程そのものだと思っています。

佐々木さんに出会うことで、私の人生観、家族観も大きく変わりました。

ALSってなに?大変なんだろうな。

大変そうだけど自分とはあまり関係がないかも。

そんなふうに思っている方も、

生きる意味が見出せない。

生きてるのがしんどい。

家族の絆とか、聞きたくもない。

という人も、

ぜひ、ページを捲って、佐々木さんの唯一動かせる瞳の向こうに見えるものを一緒に捉えてみてください。

新しい世界が開くはずです。


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