これは誰の物語?


7歳と5歳の子どもたちが、今日も今日とてケンカをしている。

カードゲームでズルをしたとか、してないとか、

足を踏まれたとか、踏んでないとか。

「今、俺に向かって変な顔しただろ」とか。

子どもを見ていてつくづく、

兄は妹にとっての兄ではなく、

妹は兄にとっての妹ではなく、

どこまでも、彼は彼の、彼女は彼女の

物語の主人公なんだな、と思う。

まだ、自分が生まれていなかった時のことを家族で話したりすると、

娘は、いつも、ショックを受けたような、呆然とした顔をする。

その世界に、自分がいなかったことに。自分がいないのに、世界があったらしいことに。

そして、小さい声で、「ああ、あのときね。知ってる」という。

目ざとく聞きつけた兄は、「知ってるわけないでしょ、生まれてないんだから」と言って

またケンカが始まるわけだけど。

そしてわたしもまた、

子どもたちにとって重要な脇役であるということを

意識しながらも、

わたし自身の物語の主人公でしかない、と思う。

悪いけど、この物語の主人公は、わたしなのだ。

だからこそ、ha-haになった自分を考える。


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2020/3/9 楽しい春と家族会議wsお知らせ

わー、ずっと日記を書いていなかった。世の中がわさわさしていて日記を書く気分にもなれなくて…ってなことはなくて、たださぼっていただけ。 日常は変わらず忙しくゆたかに面白く過ぎていっている。 雨の日に車で遠出してドキドキしたり、 退職される娘のカウンセラーとお別れしたり、 身体のメンテナンスを終了してなんだか生まれ変わった気分になったり、 フリーマーケットでbabanofukuやjijinoutsuw

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