ベトナム ha-ha以前/以後


休みの日の夕方、データを整理していたら懐かしい写真が大量に出てきた。

2005年から2007年までに2年間、ベトナムのホーチミン市に暮らしていた時の写真。

街角の屋台で食べた麺や、食堂のモリモリご飯、市場のフルーツ、

ねっとりした夜に運河の横の店で、だらだらと友達と喋りながら飲んでたコーヒー。

何枚目かで、すごくお世話になっていた友人が登場。

2年間ほぼ毎日顔を見てた、チュンさんの笑顔を見たら泣けてきた。

「やすこさん、何飲みますか?」

「あっ、全然ダイジョウブ」

「あのね、自由はあんまりありすぎたらダメ」

2年間、チュンさんは心細いわたしの親友でいてくれた。

「おかあさん、若いね」「これは、だれ?」「おとうさん」「違う人みたい」

子どもたちが次々と写真を見ながら、いう。

そりゃあ、あなたたちが生まれるずっと前。

ha-haになるなんて思いもしなかった時だから、それは別人だったのよ。

でも、ちゃんと、繋がっている。ずっと考えてる。

チュンさんの笑顔に、ベトナムの匂いに、支えられて、時を過ごして。

この人も、確かに、おかあさんなのよ。

あの頃のチュンさんからは想像できないけど、今では彼はちゃんとお父さんになっているらしい。

ここ数年書き続けているベトナムの物語もそろそろ完成しそうです。

*ということで、profile欄に、ベトナムにいたことを追記しました。


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